上久津呂のツバキ・キクザクラ

更新日

市町村氷見市住所氷見市上久津呂
形態単木対象品種ヒミクズロキクザクラ(遅)
一口情報
など
H19に新品種として命名。5月上旬が見頃
基本情報  上久津呂のサクラは、上久津呂の産土神である八幡宮の旧社地にあります。ヤブツバキとキクザクラが根元を同じくし、絡みあうようにして生育している非常に珍しい形の樹木です(市天然記念物)。中央植物園の調査により新品種としてH19(2007)に学会発表し、ヒミクヅロキクザクラと命名されました。
 昔からこの土地の人々により神木として崇められており、このことは、明治5年(1872)、当時の七尾県庁に提出された神社明細帳の控の記述「神躰木椿一本桜一本也」(ご神木は椿1本と桜1本の意)からも分かります。
 ツバキは4月から5月の初め、キクザクラは5月に花をつけることから、5月初旬には両方の花を見ることができ、その光景は独特の風情があります。
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